2022.4.28

仕事が今月の最終日というだけでもう今月も終了だという気分になっているけどそんなのは間違っている、まだあと2日もあるのに。労働が人生に占める割合をつとめて低減しなければならない、物心両面で。

今月はまだ本を1冊も読んでいない。半ばにはもう何となくあきらめており、自分で課したノルマを消化するために何か読むべきか、読みたい気持ちになっていないのを無理に読もうとするのもばからしい、とか言ってると結局何も読まないだろうな、などと逡巡しているぐらいなら読めばいいのに、なぜ何か行動を起こすということはこうも億劫なのだろう、読書程度のことすら。一昨年だったか誕生日にデイヴィッド・グレーバーを数冊買い込んだ中から『アナーキスト人類学のための断章』を月半ばに読み始めたけど序盤で置いてしまっている。つまらないからではない、ただなんとなく置きっぱなしになっているだけ。あと2日の間にこの1冊を存分に読もうかなという気に今はなっている。それと昨日発売の現代思想5月号の特集がインターセクショナリティで、そのテーマだけで買うつもりでいたけどアナキズム愛好家(ご本人のプロフィールより)の海老原弘子氏の論考も載っていることをあとから知ってなおさら楽しみになり、会社帰りに書店に寄って買ってきた。海老原氏はTwitterをフォローしているのだがアナキズムについていろいろ勉強になる。これも連休の間に読むつもりだ。

韓国語の勉強は相変わらずそうがんばれてはいない。気ばかり焦って散漫だ。地道にやるしかないとわかっていても目移りしてあれこれ手を広げてしまう。でもやはりこれまで語学を習得したやり方と自分の性格と読みたいという目的を考えると、読解に絞るのがいいのかもしれないと思い、先週からそれに切り替えた。文章を読み,ノートに書き写し、一語も漏らさず文法で分解して調べて訳す。英語が身になったのはスラッシュリーディングのおかげで、フランス語もそのやり方で読めるようになったんだけど、韓国語は日本語と構造が酷使しているので続けさえすればもっと早く読めるようになるのではないかと思っている。続けさえすれば。読解を始めると見出し語をクリックしてみないと内容が表示されないアプリ辞書はまだ当たりをつけられない初学者にはどうしても不便なので、定番と言える小学館の紙の辞書を買った。