2022.3.26

Amazonの購入履歴で韓国語の教材をいつどれだけ買ったかを見てみた。

2014年1月:3日でハングルが読める的な本
2015年10月:多くの人が最初に手にする定番の初級テキスト
2016年夏:単語教材を数冊
2017年10月:発音変化の教材(たぶん中級以上では)
2019年7月:リスニング教材
2020年1月:分厚い文法書を数冊
2021年1月:またまた文法書と活用辞典
2021年8月:カジュアルな文法書

3日でハングルが読める的な教材に嘘はなく、2014年にこの教材で文字としてのハングルはいちおう読めるようになり、推しのツイートなどの読み方がちょっとだけわかったりして満足していた。初級テキストを買ったのは時期的に最初の推しがそろそろ入隊というあたりなので、その間に韓国語できるようになるぞみたいなことを思ったのかもしれない。単語の教材は語学やるにはやはり単語をまず詰め込まないとな、と経験から思ったのだと思う。そしてリスニングで耳と語彙力を同時に養おうと思ったり、文法をやはり固めるべきでしょと思ったり、相性的にもっとしっくり理解できる文法書があるのではと思ったりしていろいろ買った。

こういう人きっと多いだろうけど、やるぞと思い立ち、買って満足してほとんどやらない典型的なタイプだ。この年表は韓国語の学習履歴ではなく、韓国語をやるぞと思い立ったのがいつなのかがわかる記録でしかない。kpopを追っているのでやるぞ、やらねばと思うタイミングはしょっちゅうある。やろう、やらねば、やりたいと気持ちが高まってよし絶対にやるぞと本を買い込み、どこからどう手をつけるべきかぜんぜんわからず結局放置するということを繰り返してきた。

私が難しさを感じていたのは助詞だ。今まで勉強して身につけた文法は英語やフランス語なので、それらにない韓国語の助詞の存在がやたらにわかりにくかった。母国語である日本語も同じなのに、母国語は体験的に身につけてしまっていて文法的に理解しているわけではないので、勉強するとなるとものすごく理解しにくくて難しかった。もちろん文字も語彙も白紙状態から他言語を覚えるというのは大変に決まっているけど、何度も思い立って何度も挫折したのは助詞のせいのような気がしている。もうちょっとできるようになったらまた違うことを言うかもしれないけど。

そんな感じで思い立って買ってはやらない私にも、さすがに毎日目にしてたどたどしく読んだりPapagoに突っ込んだりしているうちに、ちょっと今までと違って意味がちゃんと読み取れる瞬間が訪れるようになったのが今年になってからだ。何がきっかけとかまったくわからない。急に韓国語の文章の構造が少しだけど見えるようになった。2月8日の日記にもちょっと書いているけど、そうなってみてやっと初級テキストの内容がわかり、やり進められるようになった。逆にまっさらの状態でテキストを進められる人がすごい。どうやってやるのだろう。

もちろん語彙も文法もまったく足りていないのでぜんぜん道は遠いし部屋の大片付けやなんやらで勉強がしばらく中断してもいるし今回もまた思い立ってやらない波のひとつになってしまう可能性はある。なんとかこの可能性は回避したい。TOPIKは必ず受ける、手帳にも申込期限をちゃんと書いた。

上の年表に1行追加がある。
2022年2月:TOPIK初級対策の教材と新しく出た文法書