2月の読書

2月の読書まとめ。ところで内閣って何レベルで知識がおぼつかなかったので、2月は大学で使われてそうなものから何冊か政治学の教科書を読んだ。『政治学入門』と『政治学の第一歩』は非常におすすめ。『女性のいない民主主義』は出てわりとすぐに買ってぱらぱらめくっただけだったのをようやく本棚から引っ張り出して読んだのだが、上記2冊に加えて政治学の入門書としてとてもよいと思う。『英語の読み方』は難易度ちょっと高め。そのおかげでそこそこ自信があった文法の知識がまあそれなりに大丈夫だったこと、でもさびつきはじめてるかもしれないこと、語彙力がぜんぜん足りないことが判明したのでよかった。『「国語」という思想』はすごかった、日本の言語帝国主義について必読の書。対植民地だけでなく方言についても同じことをやっており、また漠然とした精神論で暴力に及ぶばかりで、法的・論理的に系統立ったことには無関心だったりとか、今の日本政府や極右はこの明治期からそのまま継続した存在だとわかる。

読んだ本の数:11
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ありえないことが現実になるとき ――賢明な破局論にむけて (ちくま学芸文庫)ありえないことが現実になるとき ――賢明な破局論にむけて (ちくま学芸文庫)
読了日:02月01日 著者:ジャン=ピエール デュピュイ
英語の読み方 ニュース、SNSから小説まで (中公新書)英語の読み方 ニュース、SNSから小説まで (中公新書)
読了日:02月03日 著者:北村一真
ジャクソンひとりジャクソンひとり
読了日:02月03日 著者:安堂ホセ
政治学 補訂版 (New Liberal Arts Selection)政治学 補訂版 (New Liberal Arts Selection)
読了日:02月13日 著者:久米 郁男,川出 良枝,古城 佳子,田中 愛治,真渕 勝
現代詩手帖2022年5月号(雑誌)現代詩手帖2022年5月号(雑誌)
読了日:02月13日 著者: 
政治学入門 (岩波テキストブックス)政治学入門 (岩波テキストブックス)
読了日:02月18日 著者:阿部 齊
政治学の第一歩〔新版〕 (有斐閣ストゥディア)政治学の第一歩〔新版〕 (有斐閣ストゥディア)
読了日:02月19日 著者:砂原 庸介,稗田 健志,多湖 淳
読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)
読了日:02月20日 著者:ピエール バイヤール
ミッキー7 (ハヤカワ文庫SF)ミッキー7 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:02月24日 著者:エドワード アシュトン
「国語」という思想――近代日本の言語認識 (岩波現代文庫)「国語」という思想――近代日本の言語認識 (岩波現代文庫)
読了日:02月27日 著者:イ・ヨンスク
女性のいない民主主義 (岩波新書)女性のいない民主主義 (岩波新書)
読了日:02月28日 著者:前田 健太郎