2022.1.30

1月23日ソウル歌謡大賞(以下ソガデ)があり、イリチルのステージがあるのでストリーミングを流し見していたらなんと大賞を受賞した。ソガデの権威とかちょっとあまりわかっていないけど韓国のアワードではいちばん大きいというか、授賞式という意味でいちばんアワードらしいアワードというイメージがある。ファン投票もあるが審査員が最終的には決定する。最近の大賞受賞者は2013年(対象年)からEXOが4連覇、その後は昨年までBTSが4連覇しており、今年も当然BTSと思ったらイリチルで、名前を呼ばれた本人たちも相当驚いた様子でしばらく茫然と立ち尽くしていた。ペンにとってもうれしい驚愕(驚きという言葉ではたぶん足りないと思う)だったけれどもこれは荒れるんだろうなとも即座に思った。私のタイムラインにはその荒れはほぼ流れてこなかったが、荒れてつらいというマシュマロをいくつかもらって知ったのは荒れる原因はBTSだけではなかったらしいことで、それについての詳細は省かせてもらう(悲しいから)。なんでBTSじゃなかったかは昨年はミニアルバムもフルアルバムも出していないからだろう。ButterとPermission to Danceだけであれだけの売上と存在感を出すのはなんかもうほんと呆れるぐらいすごいな。それでいわばエアポケット的にイリチルにチャンスがめぐってきたわけだけど、でもまったく卑下することはないと私は思っている。時間をかけてミリオンセラーになったイリチルはその後も恐れることなく「イリチルはこうでなきゃね」(Stickerについてテヨン談)というちょっと変わった曲でカムバして独立独歩を貫き、常に次が楽しみなグループであり続けているので。そしていつでも謙虚なテヨンが「みなさん大賞歌手NCTイリチルです」と受賞後のインスタライブでboasting挨拶をしたのもなんだかとてもよかった。おめでとうございます。